Vol.45 インソールの歴史

皆さまは、インソールに対してどのようなイメージがありますか?

インソールの需要は、人々が靴を履く習慣の広まりとともに高まっていきました。

日本での靴の歴史は今から150年程前の明治維新後であり、一般的に革靴を履くようになったのは戦後からだそうです。それまでは主に草履や下駄を利用していました。

 

では、インソールにはどのような役割があり開発されたのでしょうか。

 

●インソールとは

靴の中に敷く足裏に接する部分の敷物のことです。(インナーソール、または中敷きとも呼ばれています)。

靴の中に入れることで臭いや湿気除去・保温・サイズが大きい靴の調整・クッション性の向上等、主に快適性が期待できます。

 

●インソールのはじまり

インソールが初めて開発されたのは、1929年にスポルティング社からゴム製の物で、足にある3つのアーチ(外側縦アーチ、内側縦アーチ、横アーチ)をサポートする事を目的としたものだったようです。

その後、靴の普及に伴いヒールなどの「靴に足を合わせる」という不合理から生じるトラブルが出始めたことで、主に整形外科医が中心となって、靴と足の関係に着目し、治療的矯正を目的にしてインソールを開発するようになります。

アーチのサポートから、足の矯正へと進化し、そこから脱臭機能やクッション性のインソールの開発が進んでいきました。

 

●インソールの役割

現代では、実にさまざまな種類のインソールが販売されております。

インソールに種類が多いのは、それぞれに効果や用途の特徴があるからです。
どれが良いか迷われる場合は、使用目的や特徴・素材などから選ぶと自分にピッタリの

インソールと出合えると思いますよ!

なお、弊社商品「アシート」、「SUASI」は紙製、脱臭・抗菌・吸汗機能、取替(使い捨て)タイプです。商品の詳細につきましては下記HPをご覧くださいませ(^-^)

https://www.asheet.co.jp/about.html

https://suasi.jp/

 

インソールの歴史はまだ百年も経っていません。

一昔前までは認知度も低く一般的に流通しているものではありませんでした。

しかし現在では靴+インソールをセットとして考える方も多く、足の悩み改善、身体の痛みの改善、運動のパフォーマンスUPなど、時代と共にインソールの役割が一段と高まり始めています。

そして未だ国内では数少ないですが、足の悩みを専門的に診察する「インソール外来」、

「靴外来」などの医療機関も今後ふえてくると予想されています。

皆さまも悩みを一人で抱え込みすぎずに、適宜にインソール、相談機関を活用し、足の

健康を守ってゆきましょうね(^o^)丿

 

本年もアシート・SUASIをご愛顧頂き、また「知って得するインソールの豆知識」ブログをご覧頂きありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えくださいませ♡♡