巻き爪

青い空に入道雲がひろがり、太陽の輝く季節となりました。

さて、今回は日本人の10人に1人は抱えているといわれる巻き爪について特集します。

〇巻き爪はなぜ起きるの?

巻き爪は爪のふちが皮膚に食い込んでいる状態です。主に足の親指に起こり、ひどくなると化膿して腫れ、強い痛みを伴います。爪の切りすぎ(深爪)、先のとがった靴の着用、爪先に負担が掛かるスポーツや歩き方、靴のサイズが合っていない場合などにより発症します。

〇爪の性質

もともと爪は、内側に巻く性質があります。その巻く力とは反対に普段の生活では「爪を広げる力」が外部から加わっています。例えば、歩いている時に地面から指先、指先から爪へと伝わる圧力などです。この2つの力のバランスによって、私たちの爪は正常な形に維持されています。つまり指に適切な力が加わらないと自然と巻き爪が起こってしまいます。

〇巻き爪にならないための対処法

・爪は四角にスクエアカット!

爪が短く端が丸くなっていると指の肉に爪が食い込みやすくなるので巻爪になりやすいです。爪が程よく伸びたら、まず爪の中央部分を横一線に切りそろえ両端の角をやすりで丸めていくという方法が正しい切り方です。深爪をしないためには、手の指なら爪の先の白い部分を2mmほど、足の指は手の指と同じくらいの長さか、それよりも少し長くそろえるのが望ましいです。

・足の形や特徴に合った靴を履こう!

一般的に指先の余裕は5~10mmが最適とされていますが、自分の足の形と土踏まずの部分がしっかりとフィットしている靴を選ぶことが大切です。足のサイズよりも小さいサイズの靴を履いていたり、足先が細くなっているヒールの靴を履いていたりすると爪や指が圧迫されて巻き爪の原因になります。反対に大きすぎるサイズの靴を履いていても靴の中で足が必要以上に動いてしまい指が靴に当たり巻き爪の原因となります。このような場合はインソールを活用すると靴内での前滑りを防ぐことができますよ!

また、「適度な歩行運動」、「足を清潔に保つ」ことも肝要です。 弊社の紙製中敷きアシート、SUASIは抗菌・脱臭・吸汗効果があり、使い捨てなので足の衛生におすすめですよ☆