Vol.55 足の健康―ライフスタイル別 足もとの発汗量とニオイ対策

涼やかな風がふき、木の葉も色づく実りの秋ですね。

さて、数年前「13歳のハローワーク」という本が話題になりました。

社会にはさまざまな職業があり、職種により使用する靴もそれぞれですよね。

今回は、ライフスタイル別に足もとの発汗量とそのニオイ対策についてご紹介いたします。

【屋外】

〇営業 (1日中靴を履きっぱなし/取引先で靴を脱ぐ機会も多い)

・使用している靴:革靴

革靴の特徴

・通気性が悪く、履いて10分程度で靴内の湿度は100%になり蒸れやすい

・気密性が高いので中は暖かく、非常に雑菌の繁殖に適した環境

ニオイ対策

・同じ靴を連続で履かない/通気性の良く、抗菌、防臭効果のあるシューズを選ぶ

・靴下を履き替える/消臭効果のある中敷きを使う

〇建築 (屋外での作業のため汗をかく量が多い/着替える場所もない)

・使用している靴:安全靴

安全靴の特徴

・つま先や足裏をガードする保護材に覆われ密閉性が高く熱がこもりやすいため蒸れる

・防滑性の高いソールを使用のため内部に水分がこもり、着用時間が長いほど湿度が上昇

安全靴を履いて1時間もしないうちに靴の内部の湿度は100%にも達します。

ニオイ対策

・履き替え用の靴を用意しローテーションで使用する/抗菌・消臭の中敷きを入れる

・使用しない日は安全靴を洗い、天日に干す(靴の内部がカラッと乾き、靴内の湿度が改善)

〇教育(保育士の場合) (1日中動き回っていることが多く、汗をよくかく)

・使用している靴:スニーカー

スニーカーの特徴

夏場は内部が蒸れないように通気性の良い素材(主に生地素材)が使用され、冬場は保温性の高い素材(主に皮革素材)が使われている

ニオイ対策

・長時間同じ靴、靴下を履かない/取り換えタイプの中敷きを使用する

・靴を履いた後は風通しの良い場所で干す/木製のシューツリーを入れる

・素材によっては靴を洗濯機で洗うこともできます!

【屋内】

〇看護師 (立ちっぱなし、運動量が多く汗をかきやすい)

・使用している靴:ナースシューズ(スニーカー、スリッポン、サンダル等)

ナースシューズの特徴 (足の疲れ軽減、衛生面、静音性を考慮してつくられている)

スニーカータイプ;長時間履いていても足が疲れにくい。落下物や障害物から足を守るために丈夫な素材が使われていることが多いので、基本的に通気性はあまりよくない

靴のムレやニオイを防ぐためには、通気性に優れたメッシュ素材がおすすめです。

スリッポンタイプ:汚れが落ちやすい/オペ時などに使用

サンダルタイプ:通気性に優れている/リラックスできる/脱ぎ履きがしやすい

ニオイ対策

・履き替え用の靴を用意 / 汗をかいた足はウエットティッシュで拭く

・シューズを脱いだら中敷きをとりだしておく/靴を洗った後は日光に当てて乾燥させる

〇厨房 (1日靴を履きっぱなし、油で揚げ物をすると、室温が上がり汗もふきでる)

・使用している靴:コックシューズ、長靴

コックシューズの特徴

水や油の侵入、滑りを防ぐよう作られている/通気口がないため蒸れやすい

ニオイ対策

・靴を脱いだ後は風通しの良いところに保管する

・履き替え用の靴を用意する/中敷きを使用する

皆さまは足のニオイ対策はなさっていますか。足が臭う主な原因は雑菌です。

今回どの職種でも、足のニオイ対策に「中敷きを使用する」方が多いことがわかりました。日常に追われ靴のお手入れに手が回らない場合も「抗菌、消臭、吸汗、取り換えタイプ」の中敷きがあれば手軽にケアができますね!弊社商品「アシート、SUASI」はその効果が期待できますよ!ぜひご活用くださいね☆