皆さんは日常生活で「脚が重たい感じがする」「最近、脚の疲れがまったく取れない」…などのお悩みはございませんか?
「脚のだるさ」はなぜ起きるのでしょうか?
今回はその原因と対策についてみてゆきましょう。
はじめに、脚のだるさの要因と傾向についてご紹介いたします。
○同じ姿勢が続いた
同じ姿勢での立ち仕事、座りっぱなしなどが続くと、血行不良やむくみ、冷えなどが起きやすくなります。また、長時間足を使うことによって疲労がたまり、脚がだるいと感じることもあります。
○筋力不足
筋力が不足していると脚が疲れやすくなるだけでなく、冷えやむくみによっても脚がだるくなりやすい傾向にあります。
○「脚のだるさ」を感じる方は6割以上!!
インターネット調査の統計によると、日常的に「脚のだるさ」を感じる方の割合は全体では6割です

○「脚がだるくなる時間帯」は夕方以降
1日の中で脚がだるくなる時間帯は「夕方」がトップ、続いて「夜」、「日中」、「朝」、「深夜」という順で感じる方が多いようです。
また、「脚のだるさ」を感じる時季は3月以降に増加するそうです。
皆さんは気象の変化が身体の不調に影響することはございますか?
どうやら脚がだるく感じる要因も気象に関係していることが多いようです。
下の縦棒グラフは脚をだるく感じる方の割合を示しております。
なるほど、春・夏にかけて実感している方が多いですね!
気象による「脚のだるさ」のメカニズムは、次のように考えられます。
- 気圧が下がることで身体への外圧が減り、筋肉がゆるむことでポンプ機能が働きにくくなる
- 湿度が上がると汗が出にくくなる
- 気温、湿度が高い状態が続くと自律神経が乱れ、代謝が落ち、排出機能がにぶくなる
そのため、水分、老廃物が体にたまりやすくなるのです。

次に、脚のだるさを改善するにはどのような対策を取ると良いでしょうか?
○同じ姿勢が続いた場合はストレッチやマッサージ、入浴などで血行を改善すると良いでしょう。また、クッション性のある靴に変えることで、足への負担や脚の疲労を軽減しやすくなります。
○普段からあまり運動習慣などがなく筋力の不足を感じている場合には、まずウォーキングや筋肉トレーニングなど行いやすいものから初めてみると良いでしょう。筋肉がつくには時間がかかりますが、まずは筋肉をよく動かす事が大切です。
脚のだるさがぬけないという時はさまざまな原因が考えられますが、疲れが蓄積し、それが原因でリンパの流れが悪くなってしまっていることが、だるさのもととなっていることもあります。筋肉をほぐしながらリンパの流れを良くしてゆきましょう。できれば床に座って楽な姿勢で行ってゆきましょう



だるさは、体を休めるためのサインです。放っておくと、疲労が蓄積して心身のさまざまな不調につながる場合があります。だるさを感じたら無理をせず、十分な休息をとることが大切です。
さて、今回の「知って得するインソールの豆知識」の内容はいかがでしたか。
来月からはいよいよ新年度が始まりますね。
季節の変わり目ともあいなり、心身のバランスを整えづらい時期でもありますよね。
その日の疲れはその日に解消できますようしっかりとセルフケアを行い、明日への元気につなげてゆきたいですね☆