知って得するインソールの豆知識

Vol.47 靴の歴史

2月に入っても寒さはまだまだ続きますね。防寒対策をしっかりして寒さに負けず頑張りましょう!

さて、今回の知って得するインソールの豆知識は、前回の「インソールの歴史」に続いての歴史シリーズ「靴の歴史」をご紹介致します。

靴の始まり

靴の始まりは獲物を追って、森林や沼地といった未開の地を歩く時に、長距離移動をするのに相応しい履物を必要としたからだといわれています。材料も当時の狩猟で狩った獲物の毛皮などを使用して作ったものが始まりとされています。

現在発見されている世界最初の靴はイランの国境近くの洞窟で発見されたものだと言われており、この靴は紀元前3500年のものと判明しています。現在から考えて約5500年前のものであり、牛革の靴で靴紐のついているタイプのものでした。

日本への伝来

さて、日本に靴がいつごろ伝えられたかというと幕末期が有力な説とされています。幕末期に鎖国の実行力が薄れていくにつれて、外国との非公式な交易が各所で行われるようになります。その影響を受けて、日本には徐々に靴などを含む西欧の文化が浸透していきました。中でも最初に靴を履いた日本人として有名なのが、坂本龍馬です。坂本龍馬は、当時最新の写真術で自らの姿を記録していますが、その足元に革靴が写っていたことから、洋式の革靴を履いた最初の日本人は坂本龍馬だと考えられています。

日本での靴の普及

幕末期に伝えられた靴でしたが、明治維新になり鎖国制度が撤廃されても一部の人々を除き、靴を履く習慣は一般化しませんでした。それは、明治以前の日本では日本家屋の構造と密着した下駄、草鞋、草履を中心にした独自の履物文化が成立していたからでした。日本家屋は一部の土足スペースのみ履物で出入りできるだけで、殆どのスペースでは土足厳禁でしたので家への出入りの度に履物を脱ぎ履きする煩わしさから日常の履物にはおもに下駄と草履が利用されました。

その当時の庶民が靴を履く機会は徴兵による軍隊生活の期間にほぼ限定されていました。

その後、第二次世界大戦が終わると日本は進駐軍指導のもと、急速に欧米化が進み、1950年代半ばから、男性を中心に革靴を履くようになります。

当時の移動手段としては公共交通機関と徒歩がメインだった為、足を十分にサポートしてくれる靴は必需品となっていったのです。

さて、靴の歴史についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。こうして歴史を見てみると今も昔も移動する際の履きやすさを求めていることに変化は無いんですね。しかしながら、幕末期の歴史となると靴に関しても坂本龍馬の名前が出てくるのは面白いですね!

次回の知って得するインソールの豆知識もおたのしみに。


■バックナンバー

以前の記事を見る

ページトップへ戻る